思い出した父の姿
朝の風景
朝、早く起きて自分のための時間を持つ朝活を初めて、もうすぐ1ヶ月。
主に読書とブログ開設の準備にあてているけど、わからないことが多過ぎて、
1時間かけてようやく問題が1〜2個解決なんてこともざら・・・
そんな時は、こんなに時間かかって、これだけしか進まなかったって落ち込むことが多いけど、着実に前進していることは確かなので、なるべくポジティブに考えるようにしている。
でも、わからないことがあえば、ネットで検索するとだいたいは解決するので、本当にありがたい。
そんな日々を過ごすうちに、ふと亡くなった父のことが思い出された。
父は、交通事故に遭い、40代の後半に肢体の自由が効かなくなってしまった。
そんな父に新しい楽しみをもたらしたのはパソコンだった。
父がパソコンを購入したのは、30年くらい前のことで、当時はようやくメールが普及し始めた頃だった。
秋葉原で購入したパソコンの前に、朝から晩まで、時には母に早くお風呂入って!と小言を言われるまで
本を片手に画面に向き合っていた。
キーボードを打っている様子はあまりなく、実家に帰るたびに、母と二人で、
1日パソコンの前で何やってるんだろうね・・・
飽きないのかね・・・
そんな会話をよくしたものだ。
それでも、数年経つと、地域の資料館のHPを立ち上げ、我が家の壊れたパソコンを修理したり、
パソコンの知識はかなりのオタクレベルに達していった。
今のようにググったら何でも教えてくれる時代ではなく、本を片手に自力でパソコンの技術を習得するのは
本当に時間もかかるし、大変だったと思う。
こうやって自分が日進月歩の日々を過ごす中で、父の凄さを感じ、そして、生前にそのことに気づいて、
父のHPを引き継いであげられなかったことに悔いが残る。
父が亡くなって5年目にして、ネット世界に踏み込んだ私。
偶然ではなく必然なことだったのかもしれない。
わからないことだらけで、投げ出したくなる時は
父がパソコンに向かっていた姿を思い出し、がんばってみよう!